オオイタビ(大崖石榴) 低地の林内や林端に生えるクワ科イチジク属の常緑つる性木本で、雌雄異株(雌花と雄花を別の個体につける植物)です。茎から気根を出して崖や木の幹をよじ登ります。イチジク状の果実は熟すと紫色を帯びます。果実は秋の終わりに熟しますが、冬でもついたままの状態をよく見かけます。写真のものは雄株で、石垣の緑化植物として使用されていました。 <2022年2月掲載>