ネズミサシ(鼠刺し)

ネズミサシ

 日当たりのよい花崗岩地の尾根などに生えるヒノキ科の常緑針葉樹。別名ネズ。葉の先端は鋭くとがり、触ると痛いです。実(球果)は直径1cm程度の球形で秋に熟します。枝をネズミの通り道に置いておくと、葉が痛くてネズミよけになることから、鼠刺しと名づけられました。個体数が少ないため、福岡県レッドデータブックで準絶滅危惧に選定されています。

<2020年1月掲載>