ホソバワダン(細葉海菜) 海岸の岩場や礫地に生えるキク科の多年草。玄界灘の海岸を代表する植物の一つで、草丈20~30cm程度になり、太い木化した根茎を持っています。10~11月、茎の先端に黄色い花を次々と咲かせます。茎や葉を切ると、苦みの成分を含む白い汁が出てきます。沖縄では古くから食用として栽培されており、ンジャナ(ニガナ)の名で親しまれています。 <2015年10月掲載>