アキノノゲシ(秋の野罌粟)

アキノノゲシ

 日当たりのよい山野に生えるキク科の一年草または二年草。茎は高さ1~2mになり、茎や葉を切ると白い汁が出ます。8~11月、枝分かれした茎の上部にタンポポに似た薄黄色の花(頭花)を多数つけます。稲作とともに日本に渡来した史前帰化植物といわれています。野菜のレタスと同じ仲間ですが、食べるととても苦いです。レタスも収穫しないでおくと、アキノノゲシによく似た黄色の花を咲かせます。 

<2022年9月掲載>