ヤマアカガエル(山赤蛙) 平地から山地にかけて生息する両生類です。普段は森林内などで生活しますが、1~2月の繁殖期には水辺にやってきて産卵します。卵から孵化したオタマジャクシは水中で成長した後に、春の終わりごろには子ガエルとなって上陸します。森林と水辺の両方がないと生きられず、またこの2つの環境が移動しやすいことが生息の条件となります。県内ではこうした環境が失われつつあり、本種は減少しています。 <2024年2月掲載>