トラタニガワカゲロウ(虎谷川蜻蛉)

トラタニガワカゲロウ

 写真は幼虫で、平たい体に長い3本の尾、そして各脚に虎のような縞模様があるのが特徴です。この時期は比較的大型の幼虫がみられ、春先に羽化して成虫になります。羽化した成虫は川沿いを飛翔しつつ繁殖行動を行うと考えられますが、生活史の詳細は調べられていません。福岡県内では源流域の良好な渓流環境に生息します。

<2022年1月掲載>