トノサマガエル(殿様蛙)

トノサマガエル

 水田や水路、草地などに生息する比較的大型のカエルで、背中にある黒い斑紋と白~黄色の3本の線が特徴です。後ろ脚が長くて跳躍力があるため、捕まえるのには一苦労します。かつては水田のまわりで普通に見られましたが、今は餌動物の減少や幼生が生息できる水域の減少などにより、平地ではほとんど見られなくなってしまいました。県のレッドデータブックでは絶滅危惧IB類に選定されており、両生類の中で最も絶滅の危険性が高い種です。

<2017年8月掲載>