カスミサンショウウオ(霞山椒魚)
低平地の水田域やため池周辺などに生息する両生類です。普段は陸上で生活しますが、2~3月の繁殖期には水辺にやってきて産卵します。卵から孵化した幼生は6月頃まで水中で成長し、その後は陸上で生活します。近年分類学的研究が進み、本種は九州の固有種であることがわかりました。生息環境の悪化が進み減少していることから、2022年に種の保存法に基づく特定第二種国内希少野生動植物種に指定され、商業取引目的の採集が禁止されています。
<2022年3月掲載>
低平地の水田域やため池周辺などに生息する両生類です。普段は陸上で生活しますが、2~3月の繁殖期には水辺にやってきて産卵します。卵から孵化した幼生は6月頃まで水中で成長し、その後は陸上で生活します。近年分類学的研究が進み、本種は九州の固有種であることがわかりました。生息環境の悪化が進み減少していることから、2022年に種の保存法に基づく特定第二種国内希少野生動植物種に指定され、商業取引目的の採集が禁止されています。
<2022年3月掲載>