ハラビロカマキリ(腹広蟷螂)

ハラビロカマキリ

 庭先や公園、林縁など身近な場所でよく見られるカマキリ。その名のとおり、オオカマキリなどの他のカマキリと比べて腹が太くて短いのが特徴です。秋に産卵し、卵で越冬した後、翌春に幼虫が孵化します。ハリガネムシによる寄生率が高いことが知られており、寄生された個体はハリガネムシによって水辺へ誘導され、水に飛び込んでしまいます。

<2024年10月掲載>