チビミズムシ (禿水虫)

チビミズムシ

 貧栄養の池沼に生息する体長3mmほどの小さな水生のカメムシです。福岡県内では珍しい種で、記録もあまりありません。詳しい生態はわかっていませんが、真冬のこの時期でも多数の成虫が群れて泳いでいる様子が観察されています。本種の仲間は鳴くことが知られており、生息地では水中からジジジ・・と響く鳴き声を陸上で聞くこともあります。

<2021年1月掲載>