スダジイ
暖(あたた)かい地方の平地から山まで、いろいろなところに生えているどんぐりの木の一種で、ふつう「椎(しい)の木」と呼ばれています。神社やお寺の境内(けいだい)、庭や公園にもよく植えられています。初夏にクリーム色の小さな花がたくさん咲(さ)き、独特(どくとく)の香(かお)りをさせて虫たちを呼(よ)びよせます。虫たちが花粉を運んでくれるおかげで、実(どんぐり)がなる準備(じゅんび)ができます。
受精(じゅせい)したどんぐりは、その年はほとんど成長しませんが、次の年の春から成長しはじめ、その年の秋に熟(じゅく)します。スダジイのどんぐり(椎の実)は、多くのどんぐりと違(ちが)って渋(しぶ)みが少なく、そのままでも甘くて食べられます。火であぶったり、炒(い)ったりすると、もっと香(こう)ばしくておいしくなります。たくさんの実をつけ、堂々とした大木になるスダジイは、昔からみんなに親しまれてきました。
基本事項
ブナ科の常緑高木、在来種
見ごろの時期
花:5月上旬
実(どんぐり):10月~11月上旬
生育場所
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筑紫・糸島地区地域環境協議会(事務局:福岡県筑紫保健福祉環境事務所)