ノミギセル属の一種(B)
学名:Zaptyx sp. (B)Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
選定理由 | 本種は,県内では小呂島でのみ記録されていた(高橋・岡本,1969)。しかし,小呂島産とタイプ産地(長崎県五島市)のチイサギセルとの解剖比較を行ったところ,外部形態は似ているが,生殖器雄性部内襞形態がまったく異なっている事が分かった(右図下)。このため,本種の種名の表記をノミギセル属の一種(B)に改めた。解剖により別種である事が判明したが,生息地が限定的であるため,環境の変化で容易に絶滅するおそれがあると考えられ,絶滅危惧II類に評価した。 |
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危機要因 | 森林伐採 産地局限 |
分布情報 |
福岡市東区,福岡市西区,糸島市,篠栗町
MAP |
種の概要 | 殻は小さく,殻長10mm程度。外部形態は長崎県五島をタイプ産地とするチイサギセルに似る。下軸板は唇縁に現れない。小型,褐色,主襞は殻周の1/2周,上腔襞は主襞に平行し,月状襞は短い上腔襞の中ほどから斜めに下がる。小呂島では海岸の草木地帯から山頂部まで普通にみられるが,ほかの産地では個体数が少ない。林内の落葉下や倒木などに潜む。 |
特記事項 | 前回のレッドデータブックでチイサギセルとして掲載した種。 |
生息環境 |
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