アワジギセル類似種
学名:Megalophaedusa sp. cf. awajiensis (Pilsbry, 1900)Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
選定理由 | 2014年版でアワジギセルとした種は,最近の調査で外部形態はアワジギセルに酷似するが,解剖による生殖器の所見によってアワジギセルと一致しないことが判明した。従って,種名をアワジギセル類似種に変更した。本種は産地が局限され,個体数も少ない。 |
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危機要因 | 森林伐採 産地局限 |
分布情報 |
豊前市,朝倉市,添田町
MAP |
種の概要 | 殻長約15mm,殻は螺塔中央部が膨らんだ細長い紡錘形。殻表は平滑で,黄褐色から赤褐色。主襞は長く,月状襞はゆるく湾曲し,短い上腔襞と繋がる。外部形態はアワジギセルに酷似するが,雄性部内壁形態はアワジギセルとはまったく異なる形態をしている。九州(大分県,熊本県,宮崎県,鹿児島県)に分布する。広葉樹林内の落ち葉や朽木の下に生息する。 |
特記事項 | 県内で生息地が極限されるのは,ブナが育つ高山が少ない事も原因していると思われる。 |
生息環境 |
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