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種の解説

センベイアワモチ

学名:Platevindex coriaceus (C. Semper, 1880)

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改訂版RDB2024概説

センベイアワモチの写真

撮影:小宮春平

分類群 貝類
目名 ドロアワモチ目
科名 ドロアワモチ科
RDB2024カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
RDB2014カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
環境省カテゴリー 絶滅危惧Ⅰ類
選定理由
県内では,周防灘沿岸と有明海沿岸の塩性湿地に分布するが,生息地・個体数は少ない。生息範囲が狭いため,河川改修の影響を受けやすく,みやま市では河川改修後に生息地が大きく失われた。
危機要因 河川開発 海岸開発 水質汚濁 産地局限
分布情報
北九州市小倉南区,大牟田市,柳川市,大川市,みやま市,築上町

MAP
種の概要
体長50mm,卵円形・扁平で,背部は比較的硬く,茶褐色の地に黒い縦帯や斑紋がある。足部は狭く,体幅の3分の1程度。周防灘・有明海・九州西岸に分布。内湾奥や河口域の高潮帯のヨシ原や流木・転石の裏などに生息する。古い石垣などの護岸には個体群が形成されていることがあり,注意が必要とされる。コンクリート護岸などによって隠蔽場所が失われると生息が困難になる。雨後・夜間に活動することが多く,個体群規模の把握には夜間の観察が必要とされる。
生息環境
  • 河口・干潟
補足情報
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