イリエツボ
学名:Pseudonoba yendoi (Yokoyama, 1927)Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
選定理由 | 全国的に産出例が極めて少ない(日本ベントス学会,2012)。県内では博多湾と周防灘から記録があり,博多湾では近年も生息が確認されている。2009年に生息が確認された地点は,博多湾東部の貧酸素の発生する海域で,シズクガイ Theora lata,チヨノハナガイ Raeta pulchellaが同所的に生息している(福岡市環境局,2012)。土田ほか(1991)の記録でもこれらの種と共に採集されている。こうしたことから,泥底を好みやや汚染に強い種と考えられるが,生息確認例は少なく,分布は局限されている。 |
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危機要因 | 海岸開発 産地局限 |
分布情報 |
北九州市小倉南区,福岡市東区,博多湾
MAP |
種の概要 | 殻長4.5mm,細い塔形,白色。東京湾・能登半島から九州,朝鮮半島に分布(日本ベントス学会,2012)。内湾奥部の潮下帯の軟泥底に生息する。 |
生息環境 |
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