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種の解説

イリエツボ

学名:Iravadia (Pseudonoba) yendoi (Yokoyama, 1927)

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改訂版RDB2014概説

分類群 貝類
目名 新生腹足目
科名 ワカウラツボ科
RDB2014カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
環境省カテゴリー 絶滅危惧Ⅰ類
選定理由
全国的に産出例が極めて少ない(日本ベントス学会,2012)。本県では博多湾と周防灘から記録があり,博多湾では近年も生息が確認されている。2009年に生息が確認された地点は,博多湾東部の貧酸素の発生する海域で,シズクガイ Theora fragilis,チヨノハナガイ Raetellops pulchellaが同所的に生息している(福岡市環境局,2012)。土田ほか(1991)の記録でもこれらの種とともに採集されている。こうしたことから,泥底を好みやや汚染に強い種と考えられるが,生息確認例は少なく,分布は局限されている。
危機要因 海岸開発 産地局限
分布情報
博多湾,福岡市湊町(高橋・岡本,1969),北九州市曽根干潟沖(土田ほか,1991),博多湾東部(福岡市環境局,2012);福岡市東区奈多(2008年)

MAP
種の概要
殻長4.5 mm,細い塔形,白色。東京湾・能登半島~九州,朝鮮半島に分布(日本ベントス学会,2012)。
生息環境
  • 海域
補足情報
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