タケノコカワニナ
学名:Stenomelania crenulata (Deshayes, 1838)Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
選定理由 | 過去には博多湾,響灘沿岸から記録されていたが,再発見されていない。玄海灘沿岸では,複数の生息地が確認された(小宮ほか, 2020)。有明海側では,隈川(大牟田市)で2000年代初期には生息が確認されていたが,河川改修によって汽水域が淡水化され,近年まで確認されていなかった。一方で,大牟田市内の別の小規模な河川で生息が確認された。安定した生息地もあるものの河川改修や河口堰の影響を強く受ける種であり,生息環境の維持が極めて重要である。 |
---|---|
危機要因 | 河川開発 水質汚濁 乱獲 |
分布情報 |
福岡市中央区,福岡市早良区,大牟田市,宗像市,福津市,糸島市,芦屋町
MAP |
種の概要 | 殻長60mmに達するが,小型の個体群もある。伊豆半島・響灘から九州南部,奄美大島に分布(日本ベントス学会,2012)。河口汽水域の流れの緩やかな泥底に生息する。別名・レベックカワニナ。 |
生息環境 |
|