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種の解説

タケノコカワニナ

学名:Stenomelania rufescens (Martens, 1860)

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改訂版RDB2014概説

分類群 貝類
目名 新生腹足目
科名 トゲカワニナ科
RDB2014カテゴリー 絶滅危惧ⅠA類
RDB2001カテゴリー 絶滅危惧Ⅰ類
環境省カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
選定理由
過去には福岡市,響灘・玄界灘沿岸から記録されていた。福岡市の樋井川・六本松では絶滅した。響灘・玄界灘沿岸では,再発見されていない。大牟田市隈川では,2000年代初期には生息が確認されていたが,河川改修によって汽水域が淡水化され,近年は確認されていない。県内では絶滅が危惧される状況にある。
危機要因 河川開発 水質汚濁 乱獲
分布情報
福岡市樋井川城西橋付近,津屋崎(高橋・岡本,1969),糸島郡船越・大入,遠賀郡汐入川河口(岡本,1977),大牟田市隈川昭和開(福岡県環境部自然環境課,2001),大牟田市隈川三池干拓内橋(大牟田市環境部環境保全課,2006);福岡市中央区六本松(1956年,菊池泰二採集)

MAP
種の概要
殻長60 mmに達するが,小型の個体群もある。伊豆半島・響灘~九州南部,奄美大島に分布(日本ベントス学会,2012)。河口汽水域の流れの緩やかな泥底に生息する。別名レベックカワニナ。
生息環境
  • 河口・干潟
補足情報

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