スミノエガキ
学名:Magallana ariakensis (Wakiya, 1929 )Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
選定理由 | 県内では,有明海沿岸の地先や沖合いの干潟に生息する。筑後川河口沖や塩塚川河口沖など,河口域の低潮帯に多い。2021年および2022年の柳川市沖の調査では,砂泥干潟上で確認された。マガキ,シカメガキと混生しているが,スミノエガキが水平・水直分布ともに最も狭い。大型個体を含む安定的な個体群のある場所は限られている。地理分布も限られているため,絶滅危惧II類に評価した。周防灘・曽根干潟からも記録があるが,著者らは標本を未確認。 |
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危機要因 | 海岸開発 水質汚濁 産地局限 |
分布情報 |
北九州市小倉南区,大牟田市,柳川市
MAP |
種の概要 | 殻高300mmになる大型のカキで,有明海,不知火海,朝鮮半島,中国大陸沿岸に分布する。属名はポルトガルの探検家Fernão de Magalhães (Ferdinand Magellan)に因む。 |
生息環境 |
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