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種の解説

スミノエガキ

学名:Magallana ariakensis (Wakiya, 1929 )

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改訂版RDB2024概説

スミノエガキの写真

撮影:貝類分科会,福岡貝類同好会

分類群 貝類
目名 カキ目
科名 イタボガキ科
RDB2024カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
RDB2014カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
環境省カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
選定理由
県内では,有明海沿岸の地先や沖合いの干潟に生息する。筑後川河口沖や塩塚川河口沖など,河口域の低潮帯に多い。2021年および2022年の柳川市沖の調査では,砂泥干潟上で確認された。マガキ,シカメガキと混生しているが,スミノエガキが水平・水直分布ともに最も狭い。大型個体を含む安定的な個体群のある場所は限られている。地理分布も限られているため,絶滅危惧II類に評価した。周防灘・曽根干潟からも記録があるが,著者らは標本を未確認。
危機要因 海岸開発 水質汚濁 産地局限
分布情報
北九州市小倉南区,大牟田市,柳川市

MAP
種の概要
殻高300mmになる大型のカキで,有明海,不知火海,朝鮮半島,中国大陸沿岸に分布する。属名はポルトガルの探検家Fernão de Magalhães (Ferdinand Magellan)に因む。
生息環境
  • 河口・干潟
補足情報
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