ミズコハクガイ
学名:Gyraulus soritai Habe, 1976Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
選定理由 | 全国的な希少種で,2000年代以降に県内で確認されているのは2か所のみである。いずれの産地も個体数は少なく生息状況は不安定である。微小な種であり未発見の産地もあると思われるが,水生植物が豊富でエコトーンを備えた浅い湿地環境に生息する種であることから,圃場整備や遷移進行により生息に適した環境は失われつつある。 |
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危機要因 | 湖沼開発 河川開発 湿地開発 水路改修 農薬使用 |
分布情報 |
大牟田市,柳川市
MAP |
種の概要 | 殻径約3mm。左巻きで螺管は殻口に向けて強く広がる。殻頂は顕著に落ち窪む。殻口は斜め下向きに開く。触角は細長い三角形で,やや幅広く短い。常時水がある河川氾濫原や休耕田,ため池尻の湿地などに生息し,水際の植物や落ち葉に付着して生活する。完全に水中に侵入することはほとんどなく,主にエコトーンでみられる。北海道から九州に分布。 |
生息環境 |
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