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種の解説

イボウミニナ

学名:Batillaria zonalis (Bruguière, 1792)

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改訂版RDB2024概説

イボウミニナの写真

撮影:酒井奈美

分類群 貝類
目名 オニノツノガイ目
科名 ウミニナ科
RDB2024カテゴリー 絶滅危惧ⅠB類
RDB2014カテゴリー 絶滅危惧ⅠB類
環境省カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
選定理由
県内では今津干潟,曽根干潟,加布里湾に分布域が限定されており,絶滅が危惧される。博多湾では地行,多々良にも生息していた(岡本,1956)が,近年では確認されていない。本種は日本産ウミニナ類の中で最も減少傾向が強く,全国各地で個体数の減少や生息地の消失が確認されている。(日本ベントス学会,2012)
危機要因 海岸開発 水質汚濁
分布情報
北九州市小倉南区,福岡市東区,福岡市中央区,福岡市西区,福津市,糸島市

MAP
種の概要
殻長40mm,塔形で,縫合下に白色帯を備え,外唇の上部は湾入する。北海道南部~南西諸島,朝鮮半島,中国大陸,インド・太平洋に分布。内湾・河口干潟の中潮帯から低潮帯の砂泥底・泥底に生息する。
生息環境
  • 河口・干潟
補足情報
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