ヒナノズキン
学名:Devonia semperi (Ohshima, 1930 )Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
選定理由 | 本種の内部構造の詳細な原記載を行う際に,当時の福岡市箱崎海岸に生息していたことが報告されている(大島,1931)が,その後同地は埋め立てられた。箱崎からは1981年,下山正一により化石としても採集されている( 唐木田ほか, 1994)。近年,博多湾東部の潮下帯に生息することが確認されている。また,2023年には北九州市や行橋市などの周防灘でも確認されている。また,2023年には北九州市や行橋市などの周防灘でも確認されている(小山彰彦,未発表)。本種はトゲイカリナマコの巣穴中に共生し,その体表に強く着生する。 |
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危機要因 | 海岸開発 水質汚濁 産地局限 その他 |
分布情報 |
福岡市東区,周防灘
MAP |
種の概要 | 殻長7mm,丸い亜三角形で,薄質,半透明白色,外套膜が殻を完全に覆う。瀬戸内海,九州,中国大陸沿岸に分布。タイプ産地は熊本県天草郡苓北町富岡巴湾。原記載での和名の綴りは「ヒナノヅキン」。 |
生息環境 |
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