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種の解説

ヒナノズキン

学名:Devonia semperi (Ohshima, 1930)

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改訂版RDB2014概説

分類群 貝類
目名 ザルガイ目
科名 ウロコガイ科
RDB2014カテゴリー 絶滅危惧ⅠB類
環境省カテゴリー 絶滅危惧Ⅰ類
選定理由
本種の原記載において,当時の福岡市箱崎海岸に生息していたことが報告されている(大島,1931)が,その後同地は埋め立てられた。近年,博多湾東部の潮下帯に生息することが確認されている。本種はトゲイカリナマコの巣穴中に生息し,その体表に強く着生する。
危機要因 海岸開発 水質汚濁 産地局限 その他 :ホストの減少
分布情報
福岡市箱崎(大島,1931);博多湾東部

MAP
種の概要
殻長7 mm,丸い亜三角形で,薄質,半透明白色,外套膜が殻を完全に覆う。瀬戸内海,九州,中国大陸沿岸に分布。タイプ産地は熊本県天草郡苓北町富岡巴湾。原記載での和名の綴りは「ヒナノヅキン」。
生息環境
  • 海域
補足情報
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