ミヤザキムシオイ
学名:Dicharax miyazakii (Takahashi & Habe, 1973)Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
選定理由 | 北限の宗像市から南限の篠栗町まで県内を縦一直線状に分布する。各産地とも生息範囲は限定的で,個体数も極めて少ない。タイプ産地ではすでに再確認が困難になっている。森林伐採により産地が減少している。螺層が部分的に解けた特異な形態をした本県の特産種であり,コレクターの過度な採集による絶滅が危惧される。 |
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危機要因 | 森林伐採 乱獲 産地局限 |
分布情報 |
福岡市東区,宗像市,古賀市,福津市,宮若市,篠栗町,久山町
MAP |
種の概要 | 殻はオオピルスブリムシオイ(矢野 MS.)に似て,平低。殻口は丸く,周縁は肥厚する。蓋は丸く内面中央部に乳頭状突起あり角質。螺管は体層と次体層の間に広い隙間があり特徴のある形態をしている。自然度の高い林の中の落ち葉下や石と土の間に生息する。 |
特記事項 | 本種は「福岡県指定希少野生動植物種」に指定され,採集・捕獲が禁止となった。福岡県の固有種。 |
生息環境 |
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