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種の解説

アゲマキ

学名:Sinonovacula constricta (Lamarck, 1818)

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改訂版RDB2024概説

アゲマキの写真

撮影:小宮春平

分類群 貝類
目名 マテガイ目
科名 ナタマメガイ科
RDB2024カテゴリー 絶滅危惧ⅠA類
RDB2014カテゴリー 絶滅危惧ⅠA類
環境省カテゴリー 絶滅危惧Ⅰ類
選定理由
有明海に分布。本種の漁獲量は,有明海福岡県地先では100~300tあったが,1988年に佐賀県沿岸で大量斃死が発生し,1990から1991年には県内でも大量斃死が発生し大きく減少した(相島,1995)。1994年には国内での漁獲量がほとんどなくなり,稚貝の発生がほとんどみられなくなった。県内有明海沿岸では,大牟田市の河口干潟のごく限られた範囲に生息している。食用・水産有用種であるため,生態の研究は多く,種苗生産も確立されており,佐賀県では種苗放流による個体群の一定の復活が確認されたことから(津城,2011),2021年からは県内でも種苗放流が行われている。近年,筑後川,塩塚川,隈川などの河口に散発的に若い個体がみられるが,安定した生息地は確認できていない。なお,近年曽根干潟でも生貝の採集例があるが,これは人為移入によるものと思われる。
危機要因 河川開発 海岸開発 水質汚濁 乱獲 その他
分布情報
有明海(大牟田市,柳川市),曽根干潟(北九州市小倉南区)

MAP
種の概要
殻長90mm,長い棒形,前後は広く開く。薄質,白色。黄褐色の殻皮を被る。有明海,八代海北部,朝鮮半島,中国大陸沿岸に分布。内湾の河口域や干潟の泥底に1mほどの縦穴を掘って生息する(山下, 2012)。
特記事項
学名Sinonovacula lamarcki Huber, 2010は国際動物命名規約条23.9.5に抵触するため,当面従来の学名を使用する。
生息環境
  • 河口・干潟
補足情報
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