ヒガシナメクジウオ
学名:Branchiostoma japonicum (Willey,1897)Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
選定理由 | 県内では福岡市東区志賀島,北九州市若松区白島や有明海(柳川市沖,大牟田市沖)で記録があるが,これらの産地での近年の生息情報はない。福津市津屋崎沖では九州大学による調査で近年も生息が確認されているものの,津屋崎沖における既存の産地では採集個体数が減少傾向にある。潮下帯における生息状況については不明な点も残るが,全体的には明らかに減少傾向にあるため,ランクを上げて評価した。 |
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危機要因 | 海岸開発 水質汚濁 |
分布情報 |
福津市
MAP |
種の概要 | 体長70mm。体は桃色がかった乳白色で,虹色の光沢がある。潮間帯から水深30mにかけての,貧栄養の砂礫底に潜って生活する。繁殖期は夏で,幼生は数か月の浮遊期を送った後に,底生生活に入る。体長60mmになるのに5年以上かかると考えられている。国内では本州・四国・九州に分布する。本種は1895年に志賀島(現在の福岡市東区)で採集された個体に基づいて記載された。 |
生息環境 |
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