クシテガニ
学名:Parasesarma affine (De Haan,1837)Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
選定理由 | 本種は県内の周防灘と有明海の汽水域に広く生息するが,玄界灘の既産地(福岡市,福津市)では生息が長らく確認できておらず,絶滅した可能性が高い。本種の生息場である河川汽水域に位置する砂泥質の塩性湿地は,河川改修や護岸工事などによって劣化・消失しやすい環境である。よって,個体群が今後さらに減少する危険性があるため,前回からランクを上げた。 |
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危機要因 | 河川開発 海岸開発 湿地開発 水質汚濁 |
分布情報 |
北九州市,福岡市(近年では未確認),大牟田市,柳川市,行橋市,福津市(近年では未確認),みやま市,築上郡
MAP |
種の概要 | 別名オオユビアカベンケイガニ。国内では東京湾から九州までの広い分布域を持つ。沖縄県でも分布記録があるものの,種同定の正否については不明である。大きな内湾や大河川の河口域に限られる傾向がある。雑食性で,アシハラガニなどの他のカニ類も捕食する。甲幅28mm。 |
特記事項 | 玄界灘の分布について,三宅(1983)に福岡県津屋崎,福岡市浜男川,宇美川が示されている。これらの地域で,本種の標本は1950年代に福岡市内で得られたものが残されているが,それ以降本種の生息状況は不明である。 |
生息環境 |
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