ウチノミカニダマシ
学名:Polyonyx utinomii Miyake,1953Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
選定理由 | かつて県内における本種の分布記録は周防灘(北九州市)の沿岸のみであったが,近年では確認されていない。一方,有明海(大牟田市)や玄界灘(福岡市)においても本種が生息していることが明らかとなった。しかしながら,本種が宿主として利用するツバサゴカイが減少傾向にあること,分布域が宿主以上に狭小であることから,依然として絶滅の危険性が高い状況にあると考えられるため,前回と同様のランクとした。 |
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危機要因 | 海岸開発 水質汚濁 産地局限 その他 |
分布情報 |
北九州市(近年では未確認),福岡市,大牟田市
MAP |
種の概要 | 2014年版RDBにはウチノミヤドリカニダマシとして掲載されていた。現状,本種は日本固有種であり,県外では三重県,高知県,広島県,熊本県などで確認されている。砂質から砂泥質の中潮帯から潮下帯に生息する多毛類ツバサゴカイの棲管内に共生する。一つの棲管内から雌雄のペアが見出されることが多い。アンテナ状の顎脚を使って懸濁物を摂取する。甲幅4mm。 |
特記事項 | 既産地である曽根干潟(北九州市)では本種の生息状況について詳細な調査が求められる。また,宿主であるツバサゴカイの生息地は県内にはいくつかあるため,各地で本種の生息の有無を評価することも必要である。 |
生息環境 |
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