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種の解説

ウチノミヤドリカニダマシ

学名:Polyonyx utinomii Miyake, 1953

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改訂版RDB2014概説

分類群 甲殻類その他
目名 十脚目
科名 カニダマシ科
RDB2014カテゴリー 絶滅危惧ⅠB類
選定理由

県内では,曽根干潟のみで記録されている。宿主のツバサゴカイは,他の干潟でも見つかっているので,生息地はもっと多いと考えられる。ツバサゴカイが減少傾向にあることから,生活史の一部を宿主に依存する本種は,宿主以上に危機的な状況にあると考えられる(有明海での宿主に対する共生率は10未満)。

危機要因 海岸開発 水質汚濁 産地局限 その他 :宿主の減少
分布情報

曽根干潟


MAP
種の概要

砂質~砂泥質の中潮帯~潮下帯に生息する多毛類ツバサゴカイの棲管内に共生する。ひとつの棲管内から雌雄のペアが見出されることが多い。アンテナ状の顎脚を使って懸濁物を摂取する。甲幅4 mm。

生息環境
  • 河口・干潟
補足情報
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