ヒメモクズガニ
学名:Neoeriocheir leptognathus (Rathbun,1913)Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
選定理由 | かつて,本種は県内では筑後川河口でのみ確認されていたが,2014年以降,矢部川水系で生息が確認されている。一方,既産地であった筑後川では近年確認されていない。確認された生息数は極めて少なく,河川や沿岸域の開発,干潟の浚渫などの人為的環境改変によって絶滅する危険性が非常に高い状況にあるため,前回と同様のランクとした。 |
---|---|
危機要因 | 河川開発 海岸開発 水質汚濁 産地局限 |
分布情報 |
柳川市
MAP |
種の概要 | 県外では佐賀県(塩田川と六角川河口周辺)で確認されている。他のモクズガニ科の種のように両側回遊を行わないとされるが,長毛の密生する遊泳脚を持つことから,季節によってはかなり広い範囲を移動する可能性がある。干潟から浅海の泥底に生息する。甲幅25mm。 |
特記事項 | かつての産地(筑後川水系の河口域)では近年確認されていないものの,現在も生息している可能性があるため,生息状況を評価するための調査活動が求められる。 |
生息環境 |
|