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種の解説

フタツトゲテッポウエビ

学名:Alpheus hoplocheles Coutière,1897

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改訂版RDB2024概説

フタツトゲテッポウエビの写真

撮影:小宮春平

分類群 甲殻類等
目名 十脚目
科名 テッポウエビ科
RDB2024カテゴリー 絶滅危惧ⅠA類
RDB2014カテゴリー 絶滅危惧ⅠA類
環境省カテゴリー 絶滅危惧ⅠA類
選定理由
かつて,本種は筑後川河口の周辺でのみ確認されていたが,2014年以降,県内の有明海沿岸域において筑後川を含む3か所で生息が確認されている。しかしながら,いずれの生息地も生息個体数は極めて少なく,沿岸域の開発,干潟の浚渫などの人為的環境改変によって絶滅する危険性が非常に高い状況にあるため,前回と同様のランクとした。
危機要因 河川開発 海岸開発 水質汚濁 産地局限
分布情報
大牟田市,柳川市,みやま市

MAP
種の概要
東アジア海域の固有種で,タイプ産地は日本,アモイならびにマレー群島である。日本国内では採集例が少なく,有明海湾奥部に限定される。県外では佐賀県で確認されている。干潟から浅海の泥底に生息する。甲長15mm。
特記事項
本種の生態や生息環境が不明であるため,今後,詳細な調査が求められる。
生息環境
  • 河口・干潟
補足情報
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