フタツトゲテッポウエビ
学名:Alpheus hoplocheles Coutière,1897Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
選定理由 | かつて,本種は筑後川河口の周辺でのみ確認されていたが,2014年以降,県内の有明海沿岸域において筑後川を含む3か所で生息が確認されている。しかしながら,いずれの生息地も生息個体数は極めて少なく,沿岸域の開発,干潟の浚渫などの人為的環境改変によって絶滅する危険性が非常に高い状況にあるため,前回と同様のランクとした。 |
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危機要因 | 河川開発 海岸開発 水質汚濁 産地局限 |
分布情報 |
大牟田市,柳川市,みやま市
MAP |
種の概要 | 東アジア海域の固有種で,タイプ産地は日本,アモイならびにマレー群島である。日本国内では採集例が少なく,有明海湾奥部に限定される。県外では佐賀県で確認されている。干潟から浅海の泥底に生息する。甲長15mm。 |
特記事項 | 本種の生態や生息環境が不明であるため,今後,詳細な調査が求められる。 |
生息環境 |
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