フジミドリシジミ
学名:Sibataniozephyrus fujisanus (Matsumura, 1910)Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
選定理由 | 県内では脊振山地東端,三郡山地,英彦山地および釈迦岳山地の標高800m以上から記録されている。個体数は年次変動が大きいが,減少傾向にある。シカの食害によるブナ林の更新阻害が懸念されるほか,林床の乾燥化は蛹や成虫の生存に悪影響を及ぼすと考えられる。 |
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危機要因 | 森林伐採 シカ増加 |
分布情報 |
飯塚市,八女市,豊前市,筑紫野市,太宰府市,嘉麻市,朝倉市,那珂川市,宇美町,添田町,みやこ町,築上町
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種の概要 | 県内では,食樹であるブナやイヌブナが自生する冷温帯落葉広葉樹林に生息する。成虫は年1化で,6月中旬から7月初旬に発生最盛期となる。雄は日中に活動をおこなう。雌は食樹の枝の分岐部などに産卵する。越冬態は卵。 |
生息環境 |
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