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種の解説

フジミドリシジミ

学名:Sibataniozephyrus fujisanus (Matsumura, 1910)

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改訂版RDB2014概説

分類群 昆虫類
目名 チョウ目
科名 シジミチョウ科
RDB2014カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
RDB2001カテゴリー 準絶滅危惧
選定理由

1934年に英彦山で採集された記録が,本県最初の記録とされる。その後,未発表が多いものの同地では継続的に観察されている。元来少ない種だが時に多産することがあり,2002年に経読林道では多数の成虫が観察されたが,発生は一時的なものであった。近年の観察では,極めて少数の個体が確認されているに留まっており,この減少の要因は生息地の乾燥化で,九州内の他県においても同様の傾向がある。日本産蝶類都道府県別レッドリスト(三訂版)(2009)でも「準絶滅危惧」とされている。

危機要因 道路工事 シカ増加
分布情報

太宰府市,朝倉市,添田町,豊前市犬ヶ岳,経読林道(みやこ町~豊前市),八女市


MAP
種の概要

ブナ,イヌブナを食餌植物とし,標高700以上の温帯落葉広葉樹林内のブナ帯に生息する。

生息環境
  • 山地森林
補足情報

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