クスベニカミキリ
学名:Pyrestes nipponicus Hayashi, 1987Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
選定理由 | 従来,本種は平地から低山地にかけて比較的普通にみられ,県内各地で記録されていた。その後,1970年の半ばごろより減少し,2000年の初めまでこの状態が続いた。その後一時的に,低山地や里山での記録が増えたが,前回改訂(2014年)後は4例のみで,再びにみられなくなったので,ランクを上げた。 |
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危機要因 | シカ増加 その他 |
分布情報 |
英彦山地,福岡市西区元岡,那珂川市五ケ山
MAP |
種の概要 | 体長15~18mm,体は濃赤朱色,頭胸部,腹部,触角,足は黒味を帯びる。前胸背は大点刻を密布し横皺状。5~6月に暖帯林に出現し,アカメガシワ,クリ,リョウブの花に飛来する。幼虫のホストはクスノキ・タブ(生木)。本州から九州と周辺離島に分布し,国外では朝鮮,中国に分布する。 |
生息環境 |
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