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種の解説

クスベニカミキリ

学名:Pyrestes nipponicus Hayashi, 1987

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改訂版RDB2024概説

クスベニカミキリの写真

撮影:今坂正一

分類群 昆虫類
目名 コウチュウ目
科名 カミキリムシ科
RDB2024カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
RDB2014カテゴリー 準絶滅危惧
環境省カテゴリー
選定理由
従来,本種は平地から低山地にかけて比較的普通にみられ,県内各地で記録されていた。その後,1970年の半ばごろより減少し,2000年の初めまでこの状態が続いた。その後一時的に,低山地や里山での記録が増えたが,前回改訂(2014年)後は4例のみで,再びにみられなくなったので,ランクを上げた。
危機要因 シカ増加 その他
分布情報
英彦山地,福岡市西区元岡,那珂川市五ケ山

MAP
種の概要
体長15~18mm,体は濃赤朱色,頭胸部,腹部,触角,足は黒味を帯びる。前胸背は大点刻を密布し横皺状。5~6月に暖帯林に出現し,アカメガシワ,クリ,リョウブの花に飛来する。幼虫のホストはクスノキ・タブ(生木)。本州から九州と周辺離島に分布し,国外では朝鮮,中国に分布する。
生息環境
  • 山地森林
  • 低地森林
補足情報

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