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種の解説

セマルヒメドロムシ

学名:Orientelmis parvula (Nomura & Baba, 1961)

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改訂版RDB2024概説

セマルヒメドロムシの写真

撮影:中島 淳

分類群 昆虫類
目名 コウチュウ目
科名 ヒメドロムシ科
RDB2024カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
RDB2014カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
環境省カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
選定理由
県内では2005年に那珂川市(旧筑紫郡那珂川町)から初めて記録された。その後に豊前地域でも確認されている。主に河川中流域のツルヨシなどの植物の根際の砂中に生息するため,河川改修などの影響を受けやすい。豪雨災害の影響で今後も危機的状況は継続すると判断し,引き続き同ランクとして評価を行った。
危機要因 河川開発 水路改修 水質汚濁
分布情報
北九州市小倉南区,豊前市,那珂川市

MAP
種の概要
体長約1.5mm。背面は黒色~黒褐色で,上翅には暗赤褐色の斑紋がある。主に河川中流域に生息し,水質が良好な環境を好む。流れが当たる植物の根が露出した砂地という特殊なハビタットを利用する。生活史の詳細は不明だが,成虫は周年みられる。
生息環境
  • 河川
補足情報
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