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種の解説

マエアカヒトリ

学名:Aloa lactinea (Cramer, 1777)

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改訂版RDB2024概説

マエアカヒトリの写真

撮影:佐々木公隆

分類群 昆虫類
目名 チョウ目
科名 ヒトリガ科
RDB2024カテゴリー 絶滅危惧ⅠB類
RDB2014カテゴリー 絶滅危惧ⅠB類
環境省カテゴリー 準絶滅危惧
選定理由
全国的には,戦前の記録は多いが近年の記録は激減しているため,環境省や各県のRDB(レッドデータブック)で取り上げられている。九州本土では,鹿児島県が最初の記録で,2008年に福岡県平尾台で2番目の記録があり,その後,宮崎県,大分県でも採集されている。現在記録されている場所は,広域に草原環境が保存された場所で生息が確認されている。
危機要因 湿地開発 草地開発
分布情報
北九州市小倉南区

MAP
種の概要
成虫は年多化するものと推定されている。平尾台では6月に採集されている。幼虫はネギ,ダイズ,トウモロコシなど農作物で記録されるが,イタドリ,ワレモコウなどでも飼育可能で広食性である。近年大分県由布市で,クララを摂食する多数の幼虫が確認されている。
生息環境
  • 草原
補足情報
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