エゾミドリシジミ
学名:Favonius jezoensis (Matsumura, 1915)Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
選定理由 | 県内では英彦山地の標高700m以上に記録が限定される。2022年の築上町一ノ岳における調査では成虫が数個体確認されたが,個体数は減少傾向にある。シカの食害による林床の乾燥化は,落葉下の蛹や,下草上で吸水や休息をおこなう成虫の生存に悪影響を及ぼすと考えられる。 |
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危機要因 | 森林伐採 シカ増加 |
分布情報 |
豊前市,添田町,みやこ町,築上町
MAP |
種の概要 | 県内では,主要な食樹であるミズナラが自生する冷温帯落葉広葉樹林に生息する。成虫は年1化で,6月中旬から7月初旬に発生最盛期となる。オスは日中に活動をおこなう。メスは8月に食樹の枝の分岐部に産卵する。越冬態は卵。 |
生息環境 |
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