ミサキツノトビケラ
学名:Triplectides misakianus (Matsumura, 1931)Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
選定理由 | 県内では久留米市,行橋市,うきは市,朝倉市からの古い記録があり,1953年にうきは市(旧浮羽郡吉井町)から記録された後に長く採集例がなかったが,2000年代になって上毛町のため池において再発見された。しかしその生息地も環境が悪化しており,近年は確認されていない。前回から状況が悪化していると判断し,今回はランクを上げて評価した。 |
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危機要因 | 湖沼開発 湿地開発 ため池改修 水質汚濁 農薬使用 管理放棄 |
分布情報 |
上毛町
MAP |
種の概要 | 成虫の前翅長は約12mm。体長の倍以上の長い触角をもつ。幼虫は平地の水生植物の豊富な止水域に生息し,小枝やヨシの茎を用いて長さ30~50mmほどの可携巣を作る。成虫は5~6月頃に出現し,夕方にヨシ帯の上を飛翔する。本科の中では大型の種。 |
生息環境 |
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