福岡県レッドデータブック

文字サイズ
画像:文字サイズ小
画像:文字サイズ中
画像:文字サイズ大
検索

種の解説

ミサキツノトビケラ

学名:Triplectides misakianus (Matsumura, 1931)

しおりを挿む

Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。

改訂版RDB2024概説

ミサキツノトビケラの写真

撮影:中島 淳

分類群 昆虫類
目名 トビケラ目
科名 ヒゲナガトビケラ科
RDB2024カテゴリー 絶滅危惧ⅠB類
RDB2014カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
環境省カテゴリー
選定理由
県内では久留米市,行橋市,うきは市,朝倉市からの古い記録があり,1953年にうきは市(旧浮羽郡吉井町)から記録された後に長く採集例がなかったが,2000年代になって上毛町のため池において再発見された。しかしその生息地も環境が悪化しており,近年は確認されていない。前回から状況が悪化していると判断し,今回はランクを上げて評価した。
危機要因 湖沼開発 湿地開発 ため池改修 水質汚濁 農薬使用 管理放棄
分布情報
上毛町

MAP
種の概要
成虫の前翅長は約12mm。体長の倍以上の長い触角をもつ。幼虫は平地の水生植物の豊富な止水域に生息し,小枝やヨシの茎を用いて長さ30~50mmほどの可携巣を作る。成虫は5~6月頃に出現し,夕方にヨシ帯の上を飛翔する。本科の中では大型の種。
生息環境
  • 湿原・池
補足情報
Copyright © Fukuoka Prefecture All right reserved.