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種の解説

ミサキツノトビケラ

学名:Triplectides misakianus (Matsumura, 1931)

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改訂版RDB2014概説

画像:非常に長い触覚と、茶色い翅、体を持つ昆虫。ミサキツノトビケラ。岩の上に載っている。
分類群 昆虫類
目名 トビケラ目
科名 ヒゲナガトビケラ科
RDB2014カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
選定理由

県内では行橋市,朝倉市,うきは市,久留米市からの古い記録があり,1953年に吉井町(現うきは市)から記録された後に長く採集例がなかったが,2000年代になって上毛町において再発見された。現在のところ県内ではその1地点の生息地が知られるのみである。

危機要因 湖沼開発 湿地開発 ため池改修 農薬使用
分布情報

上毛町


MAP
種の概要

幼虫は平地の水生植物の豊富な止水域に生息し,小枝やヨシの茎を用いて長さ30~50 mmほどの可携巣をつくる。成虫は5~6月頃に出現し,夕方にヨシ帯の上を飛翔する。本科の中では大型の種で,前翅長は約12 mm。非常に長い触角を持つ。

生息環境
  • 湿原・池
補足情報
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