オヨギカタビロアメンボ
学名:Xiphovelia japonica Esaki & Miyamoto, 1959Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
選定理由 | 県内では1959年以降長らく採集例がなかったが,2010年になって北九州市小倉南区の複数のため池から再発見された。近年の調査ではこのうち1か所のため池でのみ確認されており,状況が悪化している可能性もある。また,外来種トガリアメンボと競合している可能性も示唆されている。しかしながら,微小種で調査も不足している可能性を加味して,引き続き同ランクとして評価した。 |
---|---|
危機要因 | 湖沼開発 河川開発 ため池改修 水質汚濁 外来種侵入 |
分布情報 |
北九州市小倉南区
MAP |
種の概要 | 体長1.5~2.2mm。雄はやや小さい。背面は灰黒色で,中胸背と腹部に1対の銀白色斑がある。体型は菱形。細流や池沼の流れ込みなどに生息し,薄暗い環境を好む。水際や水面上で生活する。繁殖期は10月頃で,卵で越冬した後に6月頃孵化することが知られる。水面に落ちた小昆虫などを捕食する。タイプ産地は現在の福岡市南区。 |
生息環境 |
|