ウスバツバメガ
学名:Elcysma westwoodii (Vollenhoven, 1863)Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
選定理由 | 九州では山地帯に局所的に生息する。個体数の多いところもあるが,全体的には希少な種といえる。県内では,1930年代に英彦山から記録され,その後,東峰村(旧朝倉郡小石原村)からも記録された。これ以降半世紀近く記録がなかったが,2002年にみやこ町伊良原で発見された。現在もこの地域では生存していると考えられるが,目立つ蛾類でありながら最近の記録はない。減少の原因は不明だが里山環境の荒廃が影響していると考えられる。 |
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危機要因 | 不明 |
分布情報 |
東峰村,添田町,みやこ町
MAP |
種の概要 | 国内では本州,四国,九州に分布する。九州では,福岡県,大分県,熊本県,宮崎県で記録がある。成虫は年1回,秋(9,10月)に出現する昼飛性である。幼虫はバラ科のサクラ,ウメ,アンズ,スモモ,ボケやニレ科(アサ科)のエノキなどを食べ,若齢幼虫で越冬する。 |
生息環境 |
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