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種の解説

ウスバツバメガ

学名:Elcysma westwoodii (Snellen von Vollenhoven, 1863)

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改訂版RDB2014概説

画像:白い羽を持った蛾。ウスバツバメガ。羽には黒い縁取りがある。
分類群 昆虫類
目名 チョウ目
科名 マダラガ科
RDB2014カテゴリー 絶滅危惧ⅠA類
選定理由

九州では本県,大分県,熊本県,宮崎県の山地帯に生息する。分布地は局所的で,個体数の多いところもあるが,全体的には希少な種といえる。本県からは,梅野(1935)によって英彦山から初めて報告された。その後,黒子(1957)の英彦山と行徳(1955)の小石原の記録があり,これ以降半世紀近く記録がなかったが,2002年にみやこ町伊良原で雌2頭が採集されていて,現在もこの地域では生存していると考えられる。

危機要因 不明
分布情報

添田町英彦山,東峰村小石原,みやこ町伊良原


MAP
種の概要

成虫は年1回,秋(9,10月)に出現し,早朝活発に活動する。幼虫はバラ科のサクラ,ウメ,アンズ,スモモ,ボケやニレ科(アサ科)のエノキなどを食す。

生息環境
  • 山地森林
補足情報
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