コオナガミズスマシ
学名:Orectochilus punctipennis Sharp, 1884Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
| 選定理由 | 1990年代まで生息情報があった福岡市博多区(御笠川),福岡市早良区(室見川),飯塚市(遠賀川),豊前市(岩岳川),添田町・大任町(遠賀川水系彦山川),みやこ町(祓川)では絶滅した可能性が高い。2001年に那珂川市(那珂川)で採集されたのを最後に長く採集例がなかったが,2023年に久留米市(筑後川)で採集された情報がある。本種の好む中流域の環境は河川改修や水質汚濁で県内全域で悪化しており,県内からは絶滅寸前の状況が続いている。  | 
					
|---|---|
| 危機要因 | 河川開発 水質汚濁 農薬使用 | 
| 分布情報 | 
																						 久留米市,那珂川市 
																																					MAP  | 
					
| 種の概要 | 体長約6.0mm。背面は黒色で光沢があり,黄金色の微毛が密生する。河川中流域の岸際の植生帯に生息し,そうした環境に連なる河川敷の池沼の流れ込みなどでもみられる。主に夜間に活動し,水面に落ちた小昆虫などを捕食する。その他の詳しい生態は不明。  | 
					
| 生息環境 | 
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