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種の解説

ババアメンボ

学名:Gerris babai Miyamoto, 1958

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改訂版RDB2024概説

ババアメンボの写真

撮影:中島 淳

分類群 昆虫類
目名 カメムシ目
科名 アメンボ科
RDB2024カテゴリー 絶滅危惧ⅠA類
RDB2014カテゴリー 絶滅危惧ⅠB類
環境省カテゴリー 準絶滅危惧
選定理由
2012年に北九州市若松区での生息が報告され,現在のところ九州では唯一の分布記録となっている。生息地の環境はその後遷移が進みやや悪化した状況にあり,近年本種も確認されていない。絶滅寸前の状況にあると思われ,今回ランクを上げて評価した。
危機要因 湖沼開発 湿地開発 ため池改修 水質汚濁 遷移進行
分布情報
北九州市若松区

MAP
種の概要
体長6.0~9.0mm。背面は黒褐色。ヒメアメンボに似るが,より小型で腹部腹板の正中は隆起しない。植生が豊富な止水域に生息し,抽水植物群落付近で生活する。生活史の詳細は不明。本県は国内における本種の分布南限である。
生息環境
  • 湿原・池
補足情報
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