ヤマノカミ
学名:Trachidermus fasciatus Heckel, 1839Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
選定理由 | 春先の遡上稚魚は安定してみられるが,県内では成長した個体の採集例がほとんどない。河川改修や水路改修,また水門改修に伴う回遊経路の遮断などの影響を強く受けている状況と思われる。また,気候変動に伴う水温上昇や有明海の大型二枚貝類激減に伴う産卵基質の喪失も,本種の生息状況を悪化させる大きな要因となっている。基本的に年魚であることから急速に減少する可能性もあり,注視が必要である。 |
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危機要因 | 河川開発 海岸開発 水路改修 気候変動 |
分布情報 |
大牟田市,久留米市,柳川市,大川市,みやま市
MAP |
種の概要 | 体長190mm。体は縦扁し,頭部は大きい。体は茶褐色で,黒色の横帯斑がある。また,鰓膜は鮮やかな朱色。河川の中下流域やそれに連なる水路に生息する。11~12月頃に海に降り,タイラギやカキなどの大型の空き殻内に産卵する。雄は殻内で卵が孵化するまで世話をする。孵化した仔魚は海域で浮遊して成長し,3~5月頃に川を遡上して成長する。野外での寿命は主に1年。朝鮮半島から中国大陸の沿岸部に広く分布するが,国内では有明海湾奥部にのみ分布する。 |
特記事項 | ― |
生息環境 |
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