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種の解説

センダイムシクイ

学名:Phylloscopus coronatus (Temminck & Schlegel, 1847)

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改訂版RDB2024概説

センダイムシクイの写真

撮影:瀬井俊一

分類群 鳥類
目名 スズメ目
科名 ムシクイ科
RDB2024カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
RDB2011カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
環境省カテゴリー
選定理由
県内各地の山地に夏鳥として飛来するが,生息密度は低い。福智山地では比較的生息密度が高い。山腹の林道沿いの落葉広葉樹林でよくみられる。経年的な動向はよくわかっていないが,1980年代には生息密度は既に低く,それ以降徐々に減少しているように感じられる。照葉樹林への遷移進行により生息適地の減少のおそれがある。本種の減少は本種を主な托卵相手とするツツドリにも影響を与えるが,本種とツツドリの生息密度の比較から,ツツドリによる托卵の影響も大きいといえる。
危機要因 森林伐採 気候変動 遷移進行 植生変化 その他
分布情報
北九州市若松区,北九州市小倉北区,北九州市小倉南区,北九州市八幡東区,北九州市八幡西区,福岡市東区,福岡市博多区,福岡市中央区,福岡市南区,福岡市西区,福岡市早良区,直方市,田川市,八女市,豊前市,中間市,小郡市,筑紫野市,春日市,大野城市,宗像市,太宰府市,古賀市,福津市,宮若市,嘉麻市,朝倉市,みやま市,糸島市,那珂川市,篠栗町,志免町,須恵町,新宮町,久山町,粕屋町,芦屋町,水巻町,岡垣町,遠賀町,大刀洗町,香春町,添田町,川崎町,赤村,福智町,苅田町,みやこ町,吉富町,上毛町,築上町

MAP
種の概要
全長約13cm。背面は灰緑色,腹面は白い。眉斑が白く,その上下が暗色で,頭の中央に淡い条線がある(樋口ら,1997)。ウスリーから朝鮮半島および日本にかけて繁殖し,マレー半島など東南アジアで越冬する。日本には夏鳥として渡来し,北海道から九州までの各地で繁殖する。主に低山帯の落葉広葉樹林に生息する。林床に低木や藪の多いところを好む。樹上で葉や枝についている昆虫類を捕える。鞘翅類,膜翅類や双翅類などの成虫や幼虫を主に食べる(中村・中村,1995a)。
特記事項
カテゴリー判定基準:C2,D。春秋には渡り途中のものが県内各地で比較的普通に観察される。
生息環境
  • 山地森林
  • 低地森林
補足情報
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