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種の解説

センダイムシクイ

学名:Phylloscopus coronatus (Temminck & Schlegel, 1847)

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改訂版RDB2011概説

分類群 鳥類
目名 スズメ目
科名 ウグイス科
RDB2011カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
IUCNカテゴリー LC経度懸念
選定理由
2000年以降の観察記録を収集した結果,県内の生息域が局限であることがわかった。繁殖している個体数は少なく,繁殖地の環境保全が不可欠である。県内では夏鳥として主に山地に飛来し,山地で繁殖する。添田町大南林道では,4月下旬から7月にかけて毎年同じ場所に飛来し,さえずりが聞かれる。北九州市小倉北区でも巣や巣立ち雛が確認されている。
危機要因 森林伐採 道路工事
生息状況
夏鳥として渡来するが,生息地は局地的で,生息数も少ない。渡り時期には多数観察される。
分布情報
添田町英彦山,北九州市足立山・皿倉山,福岡市脊振山地,三郡山地,古処山地,みやま市清水山で繁殖期の記録がある。渡りの際には県内各地で普通に観察される。

MAP
種の概要
全長12.5cm。ロシア東南部,中国東北部,朝鮮半島,日本で繁殖し,東南アジア,インドで越冬する。日本では九州以北に夏鳥として渡来し,山地の広葉樹林で繁殖する。林内の斜面の崖地に巣を作る。1巣卵数は4~6個。樹上で昆虫類を捕食する。
特記事項
特になし
生息環境
  • 山地森林
補足情報
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