コミミズク
学名:Asio flammeus (Pontoppidan, 1763)Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
選定理由 | 冬鳥として農耕地や河川敷に飛来するが少ない。響灘埋立地,曽根新田,瑞梅寺川河口周辺,福津市津屋崎,遠賀川および筑後川の河川敷,椎田干拓,有明海沿岸干拓地などでそれぞれ数羽が越冬しており,県内の越冬数は50羽を超えないと考えられる。休耕地の減少とともに農地環境での生息適地は減少している。河川敷においては草刈りが徹底されている場所が多いため,本種の好む草地環境は少なくなっている。撮影対象として人気があるため,撮影者による影響も考えられる。 |
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危機要因 | 湿地開発 草地開発 土地造成 その他 |
分布情報 |
北九州市若松区,北九州市小倉南区,福岡市西区,久留米市,柳川市,中間市,小郡市,宗像市,古賀市,福津市,うきは市,糸島市,築上町
MAP |
種の概要 | 全長38cm。全体に褐色で斑があり,顔盤は淡灰褐色で眼の周囲は黒い。虹彩は黄色。耳羽が短く,胸の縦縞が太い(樋口ら,1997)。北半球の寒帯,亜寒帯で繁殖し,冬は主に温帯に渡って越冬する。日本では冬鳥としてほぼ全国的に渡来する。埋立地,河原の荒地,水田など広々と開けた荒れ地状の環境に多い。夜行性だが昼間も活動する。ハタネズミ,アカネズミなどのげっ歯類,ヒバリ,ツグミなどの小鳥や昆虫類を食べる(中村・中村,1995a)。 |
特記事項 | カテゴリー判定基準:C2,D |
生息環境 |
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