ウズラシギ
学名:Calidris acuminata (Horsfield, 1821)Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
選定理由 | 県内各地の水田地帯に旅鳥として飛来する。淡水湿地性の渡りのシギ類の中では,タカブシギに次いで飛来数が多かったが,減少が著しい。1980年頃には渡り期間を通じてコンスタントに群れがみられていたが,現在の飛来状況は断続的となっている。春は二毛作増加のため,飛来期に生息適地となる水田が減少している。ハス田の減少や減反政策廃止に伴う休耕田の減少も要因の一つである。 |
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危機要因 | 気候変動 その他 |
分布情報 |
北九州市若松区,北九州市小倉南区,福岡市東区,福岡市西区,久留米市,柳川市,行橋市,中間市,福津市,糸島市,岡垣町,遠賀町,鞍手町,築上町
MAP |
種の概要 | 全長17~21cm。夏羽の頭頂は明るい赤褐色で,白い眉斑がある。上面は茶褐色で顔から胸にかけて細かい茶色の縞模様がある。嘴は黒茶色,足は黄緑。シベリア北部の北極海沿岸で繁殖,越冬地はオーストラリア,ニュージーランドなど(樋口ら,1996)。日本には旅鳥として各地に現れる。内陸の湿地や水田,干潟の草地などでみられる(中村・中村,1995b)。小さな甲殻類,貝類,地上性の昆虫類などを食べる(樋口ら,1996)。 |
特記事項 | カテゴリー判定基準:A2,D |
生息環境 |
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