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種の解説

トラノオスズカケ

学名:Veronicastrum axillare (Siebold et Zucc.) T.Yamaz.

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改訂版RDB2024概説

トラノオスズカケの写真

撮影:金光浩伸

分類群 種子植物
科名 ゴマノハグサ科
RDB2024カテゴリー 絶滅危惧ⅠB類
RDB2011カテゴリー 絶滅危惧ⅠA類
環境省カテゴリー
選定理由
低地から丘陵にかけての常緑樹林やスギ・ヒノキ植林の林内,林縁,渓流沿いなどに自生する。高良山,清水山,三池山などの筑後地域に自生地が多く,特に高良山周辺では各所に散在する。減少傾向が見られない自生地も多いため,カテゴリーを絶滅危惧IA類から絶滅危惧IB類に変更した。
危機要因 森林伐採
分布情報
北九州市八幡西区,福岡市早良区,大牟田市,久留米市,八女市,みやま市

MAP
種の概要
低地の林内や林縁に生育する多年草。茎は湾曲して垂れ下がり,長さ70~150cm。葉は互生し,卵形または楕円状卵形で,縁には三角状のとがった鋸歯があり,長さ6~11cm,両面無毛で,裏面は普通紫色を帯びる。8~9月,葉腋に短い円錐形の花序を出し,密に花をつける。花冠は紅紫色~紫色で,長さ5~6mm。
特記事項
矢部川県立自然公園指定植物
生息環境
  • 低地森林
補足情報

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