トラノオスズカケ
学名:Veronicastrum axillare (Siebold et Zucc.) T.Yamaz.Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
選定理由 | 低地から丘陵にかけての常緑樹林やスギ・ヒノキ植林の林内,林縁,渓流沿いなどに自生する。高良山,清水山,三池山などの筑後地域に自生地が多く,特に高良山周辺では各所に散在する。減少傾向が見られない自生地も多いため,カテゴリーを絶滅危惧IA類から絶滅危惧IB類に変更した。 |
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危機要因 | 森林伐採 |
分布情報 |
北九州市八幡西区,福岡市早良区,大牟田市,久留米市,八女市,みやま市
MAP |
種の概要 | 低地の林内や林縁に生育する多年草。茎は湾曲して垂れ下がり,長さ70~150cm。葉は互生し,卵形または楕円状卵形で,縁には三角状のとがった鋸歯があり,長さ6~11cm,両面無毛で,裏面は普通紫色を帯びる。8~9月,葉腋に短い円錐形の花序を出し,密に花をつける。花冠は紅紫色~紫色で,長さ5~6mm。 |
特記事項 | 矢部川県立自然公園指定植物 |
生息環境 |
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